小論文指導で育成する論理的思考力・表現力  ~「文章構成・段落の役割・キーワード」を核として~
  • 小4
  • 国語
  • 指導案あり

小論文指導で育成する論理的思考力・表現力  ~「文章構成・段落の役割・キーワード」を核として~

小学生にも身につく「論理的文章」の書き方

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  • 1.単元名

    小論文(報告)テーマ「体育学習発表会」を書こう
  • 2.単元の目標

    (1)小論文の構成を知る。
    (2)各段落が固有の役割をもつことを知る。
    (3)各段落の役割に適した文章を書くことができる。
  • 3.評価方法

    【評価の観点】
    (1)文章構成は、「はじめ・なか1・なか2・まとめ(・むすび)」になっているか。
    (2)1段落1キーワードで書いているか。
    (3)事実と意見の区別ができているか。
    【評価のポイント】
    ・各段落に○を付ける。一次原稿は授業中に、二次原稿は提出後に評価する。
    ・二次原稿では特に良い段落に◎を付ける。一つでも◎があったら、評価印は「優秀」を押す。すべての段落が〇の場合は、「合格」を押す。
  • 4.指導のポイント

    (1)1年生から6年生まで段階を追って繰り返し指導していく。
       小1 「はじめ・なか1・なか2・まとめ」で口頭作文(4文)する。
       小2 「はじめ・なか1・なか2・まとめ」で報告(200字)を書く。
       小3 「はじめ・なか1・なか2・まとめ」で報告(300字)を書く。
       小4 「はじめ・なか1・なか2・まとめ」で報告(360字)を書く。
       小5 「はじめ・なか1・なか2・まとめ・むすび」で論説(400字)を書く。
       小6 「はじめ・なか1・なか2・まとめ・むすび」で論説(400字)を書く。
    (2)ほめることを中心とし、児童に論理的文章を書く自信を付けさせる。
    (3)指導4点セット(小論文の書き方・小論文学習ワーク・どちらがじょうずかな・小論文用原稿用紙)を常備しておき、いつでも指導ができるようにしておく。
    (4)1年間に3回以上学習する。(1学期「お手伝い」、2学期「運動会」、3学期「係・当番活動」)校外学習や音楽会等の後に2回書いたり卒業文集に活用したりして、年間5回を目指す。
    (5)指導後、すぐに評価印を押し、児童に返却する。6年間ファイルして学校保管とし、卒業時に返却する。

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