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- 指導案あり
小論文指導で育成する論理的思考力・表現力 ~「文章構成・段落の役割・キーワード」を核として~
【東京都】台東区立東泉小学校
学校長 佐藤貴生
研究主任 西山悦子
公開日:2020年12月21日
学校長 佐藤貴生
研究主任 西山悦子
公開日:2020年12月21日
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1.単元名
小論文(報告)テーマ「体育学習発表会」を書こう -
2.単元の目標
(1)小論文の構成を知る。
(2)各段落が固有の役割をもつことを知る。
(3)各段落の役割に適した文章を書くことができる。 -
3.評価方法
【評価の観点】
(1)文章構成は、「はじめ・なか1・なか2・まとめ(・むすび)」になっているか。
(2)1段落1キーワードで書いているか。
(3)事実と意見の区別ができているか。
【評価のポイント】
・各段落に○を付ける。一次原稿は授業中に、二次原稿は提出後に評価する。
・二次原稿では特に良い段落に◎を付ける。一つでも◎があったら、評価印は「優秀」を押す。すべての段落が〇の場合は、「合格」を押す。 -
4.指導のポイント
(1)1年生から6年生まで段階を追って繰り返し指導していく。
小1 「はじめ・なか1・なか2・まとめ」で口頭作文(4文)する。
小2 「はじめ・なか1・なか2・まとめ」で報告(200字)を書く。
小3 「はじめ・なか1・なか2・まとめ」で報告(300字)を書く。
小4 「はじめ・なか1・なか2・まとめ」で報告(360字)を書く。
小5 「はじめ・なか1・なか2・まとめ・むすび」で論説(400字)を書く。
小6 「はじめ・なか1・なか2・まとめ・むすび」で論説(400字)を書く。
(2)ほめることを中心とし、児童に論理的文章を書く自信を付けさせる。
(3)指導4点セット(小論文の書き方・小論文学習ワーク・どちらがじょうずかな・小論文用原稿用紙)を常備しておき、いつでも指導ができるようにしておく。
(4)1年間に3回以上学習する。(1学期「お手伝い」、2学期「運動会」、3学期「係・当番活動」)校外学習や音楽会等の後に2回書いたり卒業文集に活用したりして、年間5回を目指す。
(5)指導後、すぐに評価印を押し、児童に返却する。6年間ファイルして学校保管とし、卒業時に返却する。